アイドルは傲慢ゆえにアイドルである
お気持ち表明です()
小糸のお話しますので、ネタバレダメなひとは回れ右してくださいな。
というかまずプロデュースしてくれ……!
とりあえず本文続きからでーす
福丸小糸、本日12時の実装から各所で話題になってますね。(なってる、よね……?)
福丸小糸、○○○○○○○○○○○○○○○ https://t.co/hpQDGaW0Sq
— あーと (@Lamp_art6210) 2020年4月9日
小糸個人に対する感想はここで投げたので割愛。
ということで今回語りたいのは優勝後コミュ「ここにおいでよ」から気になったところを少し……
まず気になったのは、このセリフ「ひとりでいる時は~」なんですけど、単純に「いや最初から意識外に向いてんのかい!」ってツッコみたくなったんですよね()
とりあえず小糸のキャラクター説明載せますね。
内弁慶な小動物系の女の子。真面目な努力家で、勉強が得意。騙されやすく、幼なじみによくからかわれている。高校1年生。
うち‐べんけい【内弁慶】
[名・形動]家の中ではいばりちらすが、外では意気地のないこと。また、そのさまや、そういう人。陰弁慶。「内弁慶な子供」
うーん……
どうやったら意識が外に向くようになるのか……
……天性のアイドルですね!!!(放り投げ)
はい! 次々!
これね。僕傲慢だと思ったんですよ。ちょっと悪い言い方をすれば、偽善だとも。
1人の人間が背負うには重すぎるってね。
でもアイドルって傲慢だからこそアイドルだ、とも思ったんですね。
僕が一番”アイドル”を感じる曲は「お願い!シンデレラ」なんですが、その中にこんな歌詞があります。(おねシンは誰でも知ってそうだけど←)
叶えるよ
星に願いをかけたなら
みつけよう! My Only Star
探し続けていきたい
My Only Starを見つけるのが”アイドル”で、誰かの星にだってなれるのがアイドルなんです。
そして。
たとえ自分を認めてほしいからと始めた魔法でも、魔法をかけられた側から見れば、それは本物に違いないんだと思う。
けれど、僕たちには勇気がなくて、魔法をかけることができない。失敗したらどうしよう。偽善だと思われたらどうしよう。痛みも苦しみも、その人の本当の悩みがわかるわけでもないのに、どうして言葉だけで誰かを救えるだろう。
でも、それはただ臆病なだけ。怖がりなだけ。自分を否定されるのが、怖くて恥ずかしいだけだ。
その躊躇いさえ、取っ払ってしまえば。
皆さんもうお分かりですね。
福丸小糸は、一歩を踏み出すことができました。
最初は皆と一緒にいたいからと始めたアイドル。
でも、アイドルをしたいなんて、お母さんに言えばなんて言われるかわかりきってる。
その恐怖にしっかりと向き合って。
彼女は親にちゃんと、「アイドルをやりたい」と伝えることができた。
なら今度は私が。言葉で、歌とダンスで。
”魔法”をかけてあげるんだと。
これが彼女の理由です。
理由なんて後付けでも構わないんですよ。
まとめ
シャニマスにおいて、ここまで”アイドル”然としたキャラクターが出てくるのが(たぶん)初めてだったので、正直驚きというかなんというか。
僕らは、アイドルに夢を見る。”アイドルマスター”って、そういうコンテンツだと思うんですね。
一年目のシャニマスはこれを見せてくれました。
アイドルに夢を見て。
彼女たちの人生を背負って。
そして僕らは彼女たちの背中に何を見るのか。
そんな中で、彼女たちが選んだ夢を、彼女たちの背中を押すのだと。
でも、ときには辛いこと、苦しいこともあるかもしれない。
二年目のシャニマスはその辛いこと、苦しいことを教えてくれた。
ならば三年目に登場した福丸小糸はこの先、どんな成長を遂げていくのでしょうね。楽しみで楽しみで、仕方がありません。(なんか前もこんな締め方したような……)
*1:相沢沙呼 「午前零時のサンドリヨン」より